SEOやらweb広告やらwebマーケをやっていく中で、最近流行りの『インフルエンサーを使いたい』という依頼がありキャスティングする機会が多々あるのですが、、、、というか弊社の事業の1つです。笑
その中でクライアントの勘違いや業界として間違った流れがあると感じています。 そもそも、インフルエンサーマーケティング(主にインスタグラマーについて言ってます)という言葉が国内で流行り出したのもここ2,3年の事です。
今年に入って感じるのは昨年2017年よりは理解が深まってきていて、不正や意味不明な代理店や業者が少しは減ってきたかなと感じていますが まだまだ理解不足だったり、どう行うべきか固まっていないクライアント・メーカーが多いというのも事実です。
web知識があまりない企業がどうやって確かな情報を入手すれば良いか?
うまい営業トークだけの代理店や業者に騙されないようにするにはどうすれば良いか?
そもそもインフルエンサーマーケティングってどんな効果が期待できるのか?
この辺を初心者向けに私が行ってきた実績と経験を踏まえてまとめて話していきたいと思います。
【インフルエンサーマーケティングについてどうやって情報を入手すれば良いか?】
これについてはそんなに難しいことではないと感じています。 今の時代「検索」すれば何かしらのヒント、情報が出てきます。 もちろんインフルエンサーマーケティングについても出てきます。
インフルエンサーマーケティングとは?
こんなインフルエンサーに気をつけろ!
などなど「インフルエンサーマーケティング」で検索すればゴロゴロ出てきます。 実際にこういう仕事をインフルエンサー にお願いしてこういう効果が出た!出なかった! などリアルな記事も出てくるでしょう。
基本的なことは簡単に調べられますのでやって見てください。
【代理店や業者に騙されないようにするにはどうすれば良いか?】
「SNS上で人気の〇〇というインフルエンサーが使えます!フォロワーが〇〇万人で、いいねも毎回〇〇万付く超人気の子です!この子がPRすればすごい宣伝効果で売れますよ!」
まずこの営業トークにツッコミを入れていきます。
・フォロワー数が多ければ売れるわけではない。
・いいね数が多いから売れるわけではない。
・そもそもフォロワー数が多いから人気、いいねが付くから人気は間違った理解。
こんな感じですね。
ここから読み取って頂きたいことは
①フォロワー数、いいね数が直接的に売れることには繋がってないという事です。
さらに追加で言わせて貰うと、フォロワーはファンではない! 野次馬や通行人です! (もちろんコアなファンもフォロワーにはいます)
10万人のフォロワーがいた場合、大半が野次馬・通行人で一部ファンかなくらいです。 そう考えると、売れるだろうけどそこまで期待はできないなーってなりますよね。 それで正解です。
②じゃあファンの多い人、少ない人はどうやって見分けるの? ※この詳細については別記事で紹介します。
まずはフォロワーやいいねを買っているかチェックします。
次にコメントをチェックします。
外国語や挨拶コメントとかであればファンではないですね。
インスタでPRして売れるくらい影響力のある子はホントにごく一部です。
これらのことが分かれば、営業トークを鵜呑みにせずに正確な取り組みに繋げることができると思います。
【そもそもインフルエンサーマーケティングってどんな効果が期待できるのか?】
再度、言いますがここで言うインフルエンサーマーケティングとはインスタを使ったマーケティングについて書いてます。
このインスタマーケティングで期待できる効果はまさに「認知」、「関心」、「トレンドを作る」がメインになると思います。
商品や対象のサービスのブランディングとか、イメージづくりとか、流行ってるよ!を伝えて行く事です。 なので先程の営業トークをもう一度見てみると
「SNS上で人気の〇〇というインフルエンサーが使えます!フォロワーが〇〇万人で、いいねも毎回〇〇万付く超人気の子です!この子がPRすればすごい宣伝効果で売れますよ!」
この営業トークの目的は「売る」にフォーカスされていますよね。 そもそもそこが間違っていると気づきます。
インスタマーケティングで期待できる効果とは 購買意欲の心理段階で有名な理論を例にとると
<アイドマの場合>
注意 → 興味 → 欲求
<アイサスの場合>
認知 → 関心 → 検索
ここまでの訴求でしょう。 稀に購入まで行くこともあるでしょうが。
「何これ?こんなのあるんだー」
「これ流行ってるんだー」
「どんな感じだろ、検索しよ」
「え、欲しいかも。もうちょっと調べよ」
ここまでの気持ちに持っていければ十分な広告効果です。
これがインスタでPRしてもらえば売れる!!
という思考になるから(どこからか聞いたか、勝手に勘違いしているか)
「インスタ全然意味ないじゃん、インフルエンサー意味ないじゃん。」
こういう勘違いに繋がるわけです。
なので私の意見としてはメーカー・代理店側も、もっとwebマーケティングやインフルエンサーマーケティングを学ぶべきです。 時代によって広告の仕方は変わるし、サービスも変わります。
どの時代も変化に対応しなければならない。 学ぶべき事はいつになっても底をつかないと思います。
※アイドマ、アイサスについてはこちら
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