インスタグラマーはオワコン?広告社長がインスタPR効果を暴露してみた【社内データ公開します】

インスタグラマーマーケティング

インスタグラムが流行り出したのをきっかけに、2016,17年頃からインスタグラマーによるPR事業が流行し私の会社もインスタ事業に即参入しました。

そこで300名〜400名のインスタグラマーをキャスティングしてきた当事者として、見てきた現場を公開・暴露を記事にしたいと思います。

今回なんと実際の社内での効果測定データを公開します!
インスタグラマーのPR効果、広告効果を一挙にお見せいたします。
ぶっちゃけ驚愕の事実です。。。

 

この記事の目的

全ては広告主であるクライアントの為
煽りを受けて購入してしまう購入者の為
事業の関係者に情報提供

測定データ公開については特に社内で相談してないけど、まあ自分が社長なので問題ないです、、、笑

 

まず結論

・インスタグラマーは厳選すべき
・効果の期待できない者が8割
・フォロワー数の時代は既に終わっている
・インスタグラマーを使いたいなら詳しい代理店に
・これからインスタグラマーを目指すのはやめたほうがいい

 

PR効果データ公開(成功例、失敗例)

ウチの会社でおこなった具体的PR方法は
通常投稿、ストーリーアフィリエイト、インスタライブの3つになります。

『フォロワー数1万人を超えていること』を条件にインスタグラマーを集めていて、総勢100名ほど動員してテストを行いました。
1万人超えを条件にしたのは、ストーリーにリンクを貼れる必要があったからです。
特にストーリーにリンクを貼れるようになった時には一気に50名でテストをしました。

 

ストーリーアフィリテストの目的
・テスト費用は自社で負担。テスト目的での投資である為、失敗してもOK

・「売る」ところまで持って行けるのかを調べたかった
・エセインスタグラマーを割り出したかった
・効果と価格が適性であれば長期的なこのビジネスとして可能である判断を下せる

 

ちなみにストーリーアフィリはウチがいち早くテストをしてます。
そして即撤退の判断を下しました。笑
(ストーリーアフィリは撤退www)

その半年後くらいに大手ASPからストーリーアフィリのサービスを展開すると相談が来るくらいでしたから、めちゃくちゃ早くに判断を下したと思います。

 

【①ダイエットスムージー】

お待たせしました。
データを発表していきます。

まずは某メーカーのダイエットスムージーです。
スムージー流行りましたよね。

【実施情報】
・ダイエットスムージー
・内容:ストーリーアフィリエイト
・インスタグラマー:30名

【結果】
・何人が売れたか:4名
・総CV数:18
・総クリック数:378
・平均CVR:4.76%

インフルエンサー成果報酬

インフルエンサー成果報酬

インフルエンサー成果報酬

この結果に関しては正直ショックでした。。。
え、30人中4人しか売れないの?え、そんなもん?

ただ悪い結果だけではなく、CVRは中々良かったと思います。
そして1名だけ9個売ってる方がいるんです。

逆にクリックすらされていない人もいます。
フォロワー1万人もいるのにこの結果は異常です。
フォロワー買ってる可能性が大。。。

 

つまり、ストーリーアフィリエイトは人選がすべてです。
とにかくこれがすべてです。
反応がくる人、こない人。
売れる人、売れない人をしっかり見極めること。

これが分かっただけでもテストして良かったと思います。

 

【②化粧品】

【実施情報】
・化粧品
・内容:ストーリーアフィリエイト
・インスタグラマー:1名

【結果】
・何人が売れたか:1名
・総CV数:6
・総クリック数:1135
・平均CVR:0.52%

この方はストーリーアフィリエイトをやる前に、通常投稿のPRの依頼をしていました。
投稿内容と反応をみた結果、アフィリエイトも少し行けそうだったのでお願いしてみたところOKだったので、やって頂きました。

結果、購入もされたので成功例と言えるでしょう。

 

【③スキンケア商品】

【実施情報】
・スキンケア
・内容:インスタライブ→ストーリーアフィリエイト
・インスタグラマー:8名

【結果】
・何人が売れたか:3名
・総CV数:14
・総クリック数:1765
・平均CVR:0.79%

インフルエンサー成果報酬

※管理画面はテスト購入もカウントされてしまってます。

ここではインスタライブがどれくらい効果を発揮してくれるのかを主にテストしました。
というのもストーリーアフィリエイトはほんの一瞬で『購入する』という意思決定〜行動まで持っていかなければならないので、実はかなりハードルが高い機能です。

なのでフォロワーとの接触時間を延ばし、訴求力を高める効果をインスタライブでまかなえないかと思いました。

結果としては、これも中々興味深いものでして
面白くてトークが上手い方が居たんですが、全く売れなかったんですよねwww

理由は明白でフォロワーは面白いトークを観に来ているわけであって、この人からスキンケアのヒントを得ようとは考えていないからです。

やはり『誰がオススメしているか』です。
安易にフォロワーが多い人にお願いしてもアフィリエイトは無意味です。

またストーリーアフィリエイトの効果的な方法というのがここで見えたので
別記事で細かく紹介します。

 

【④化粧品】

【実施情報】
・化粧品
・内容:インスタライブ→ストーリーアフィリエイト
・インスタグラマー:4名

【結果】
・何人が売れたか:2名
・総CV数:3
・総クリック数:1514
・平均CVR:0.20%

インフルエンサー成果報酬

こちらの化粧品は売れてはいたんですが、完全に人選ミスです。
というのもこちらのケースは売れる人と売れない人を事前に予想して人選しました。

敢えて売れない人を選定して行ったモノなので、実験としては成功ですが
アフィリエイトとしては失敗ですね。

 

結果からの考察

いかがでしたか?
私の感想としては総合的に、『全然売れねーな』です。

そしてマジでフォロワー数は関係ない。。。
1万人しかいないのに9個売れた人、10万人いるのに5クリックしかされない人ってこの差はヤバイ。

・インスタグラマーは厳選すべき
・効果の期待できない者が8割
・フォロワー数は関係ない

 

影響力のあるインスタグラマーは居ます!

今回のデータには出せませんでしたが、めちゃくちゃ売れる方も実際に居ます。

・バストアップサプリを100個売った人
・ナイトブラ30個売った人

っていう人もおります。
ストーリーは24時間で消えてしまういので、その制限時間がある中でこの影響力は凄すぎます。。。

インスタグラマーでアフィリエイトを行うのであれば人選がすべてなんです。

 

売れることがすべてではない

『売れない=エセ』という誤解を招きたくないので書きます。

そもそもアフィリエイターではないので、アフィリエイト的なCVの概念ですべてを評価するのは違うと思います。
どちらかというとPRと総合して評価すべきです。

・商品PRにどれだけの人が触れたか(見たか)
・どんな人が見たのか
・何個売れたか

例えば4,50代女性向け商品で、あるインスタグラマーのストーリーにアップしてもらって1個も売れなかったけど
4,50代女性たちが1000クリックしてれば十分な広告効果と評価すべきです。

インスタはインサイトからフォロワーの層を見ることができるのでこれを利用すれば細かくターゲティングできます。

アフィリエイト的なCVの概念ですべてを評価するのは違います。

 

とは言ってもエセは浮き彫りにすべき

通常投稿の場合、彼女たちは投稿費用をギャラとしてもらいます。
多くは、フォロワー数で金額を決めていました。

相場はフォロワー数 × 0.5〜1円

つまり10万人いた場合、1投稿5万円を最低でも払います。

 

しかし先ほどのフォロワー数10万人で5クリックしかされないような人にお願いしたところで、通常投稿なんて見られていません。
広告効果なんてゼロに等しい。

 

こういうインスタグラマーはフォロワーを買った、
おっぱい出したり、ぶりっ子画像でオヤジフォロワーかき集めた、

という野次馬フォロワーなので選別していかなければダメ。

広告費はクライアントや自社から出ているもの。
広告効果のないインスタグラマーに払うお金はないのです。

 

データからインスタグラマーを丸裸に

今までどのくらい販促効果があるのか、広告効果があるのか、見えにくかったため価格が高騰する傾向にあったインスタグラマー。
私はこの実験によって、正直ほとんどのインスタグラマーの価値と価格は大幅に下がると思いますし、下がっていいと思います。

今回の実験で5,6万人のフォロワーがいてもストーリーアフィリで8クリックとか居ましたし、何だったらストーリー自体の閲覧数も500とかザラに居ましたよ。(何人かにストーリーのデータをスクショ送ってもらいました。)

それなりに人気があるようなインスタグラマーはストーリー自体の閲覧数は2000とか5000とか。
少なくとも数千は超えていないとダメですね。

ただ、先ほども言ったように売れたかどうかという指標ではなく、投稿やストーリーにユーザーが接触したかどうか。
でインスタグラマーの価値を評価するべきと感じています。

そういう意味で閲覧すらされていないアカウントは私はエセと判断します。

皆さんが判断する際にはエンゲージメントを計測してくれるツールがありますので、それを使って判断してもらえれば分かりやすいかと思います。
エンゲージメントが3%に達していないインスタグラマーはダメです。

見てもらえれば分かりますが、実は3%超えている人って少ないんですよ、、、。

※ツールについてはこの後にURLも合わせて記載してます。

 

効果の期待できるインスタグラマー!どうやって見分ければいいの?

一番簡単なのは、詳しいキャスティング会社や代理店に聞くことです。
そして任せることです。

それでも自分で判断したいって方に教えちゃいます。
NGポイント4つ!

 

・PR投稿ばかりのビジネスインスタグラマー
・露出ばかりの投稿
・フォロワー男女比がおかしい
・フォロワー地域が海外が多い

PR投稿ばかりのビジネスインスタグラマー

投稿内容が商品の画像、商品と顔アップの画像とかしか投稿してない人は注意です。
何でも受けてとにかく稼ぎたいだけのアカウントなのでPR効果は薄い。
ただ、コスメライターとか美容オタクでブログもやっているような人であれば認知されているのでOK。

 

露出ばかりの投稿

なんとなくわかると思いますが、可愛いい女の子が見たいだけのフォロワーなのでお願いするだけ無駄。
男性、オヤジフォロワーばかり。

 

フォロワー男女比がおかしい、フォロワー地域が海外が多い

これについてはアカウントのインサイトを見れば分かります。
ただ本人じゃないと見れない、ビジネスアカウントにしていないと見れないという点があります。

なのでキャスティング会社や代理店は下記を条件としてる場合があります。
・ビジネスアカウントにしてあること
・インサイト情報のスクショ提出をすること

これで選考して案件の合否を決めます。

 

その他にフォロワーの男女比を誰でも確認できる方法として以下のサイトがとても便利です。

https://icon-suite.com/

インスタグラマー分析スクショ

こんな感じで丸裸にできます。
無料登録だと、確か1日5人まで分析可能。

女性インスタグラマーで男性フォロワーが80%ってwww
買ってるかどうかは置いといて広告PRとしては使えないアカウントです。

でもこういうアカウント非常に多いですよ。
最低でも女性向け商品なら50%は女性フォロワーでないと。

 

そもそも通常投稿いらなくない?(余談)

エセとか分かんないから、通常投稿なんてやらないで成功報酬型のアフィリエイトに全力でいいんじゃ?
そうすれば、購入された人だけに報酬払えばいいし。

こんな疑問も出てきそうだったので答えますが、通常投稿は必要です。

クロスマーケティングというのももちろんですが、正確には通常投稿の

・ハッシュタグ
・投稿画像(2次利用可)

が必要なんです。

ハッシュタグから説明します。
SNS内で検索をする人が今は多いんです。
(私はググる派、、、)

SNS内検索で上位表示されるにはハッシュタグ数が多いことがキー。
なのでハッシュタグを溜める為に通常投稿をある程度してもらう必要があるんです。

 

投稿画像については、(2次利用可)
この『2次利用』というのがめちゃくちゃ重要になります。

ここはメーカー側の暴露になるんですが、

2次利用というのは、『画像を広告や別のwebサイトに利用させてもらいますよ〜』の意味です。
これ広告主やメーカーにとってはめちゃくちゃ重要で、今まではちょっとしたイメージ画像もフリー素材か自社で撮影または撮影業者に依頼してわざわざ費用と時間をかけていました。

その部分を大幅にカットできるので、2次利用というのはめちゃくちゃ重要になります。
という意味で通常投稿は必要です。

それにアフィリエイトに全力ならインスタグラマーではなくアフィリエイターを利用すればいいだけの話です。

 

インスタグラマーは悪くない

エセを排除!フォロワーを買った人は悪というのも分かります。
インスタグラマーの肩を持つわけではないですが、、、

ここで1つ質問をします。

『そもそもインスタグラマーを流行らせたのは誰?』

答えは我々のようなマーケティング業界の人たちです。
広告代理店です。

ではもう1つ質問をします。

『インスタグラマーの金額・相場を決めたのは誰?』

答えは我々のようなマーケティング業界の人たちです。
広告代理店です。

 

彼女たちは流れに乗っかっただけ。
この仕組みを作ったのはマーケティング業界です。

彼女たちの大半が副業でインスタグラマーをやっています。
そして多くがwebマーケティングに関して無知です。

マーケティングの観点から投稿やらストーリーやらはやっていないのです。

 

なのでケツは自分たちで拭きましょう。
広告効果の出る出ないは彼女たちのせいではなく、我々プロが分析して選別すればいいだけ。

 

効果的なPRや購入に繋げるにはどうしたらいいの?

主に以下2つになります。

・顧客になる層をフォロワーとして抱えているインスタグラマーを使う
・ナノインフルエンサー を沢山使う

 

顧客になる層をフォロワーとして抱えているインスタグラマーを使う

具体例を挙げますね。

<設定>
・あなたはファッションブランドの経営者です
・20代前半、女性向けの洋服ブランド
・新作ワンピース販売開始
・料金は¥5980
この商品の販路を広げたいのであれば、
・10代後半〜20代後半の女性のフォロワーが多い
・服の系統が似ている
・ファッション投稿をしている
上記に当てはまるインスタグラマーを手配してください。
自分じゃできないのであれば、PR会社かキャスティング会社に依頼すればいいのです。

ナノインフルエンサー を沢山使う

1万人以下のアカウントのことを「ナノインフルエンサー 」と呼びますが、
このナノインフルエンサー に大量にPRをしてもらうことで効率よくPRすることができます。
いわゆる「モニター」に近いものになりますね。
私の会社ではフォロワーが100〜1000人規模でもナノインフルエンサー という形で登録してもらっています。

これあまり理解されないのですが、フォロワー数が少なくても全然問題ないんですよ。
もちろん、ただ投稿してもらうだけではなくて、ちゃんとした戦略があった上で行っています。

おかげさまでエンゲージメントは10%を超えたりするんです。

具体的な施策はこちらの記事で話していますので、ぜひこの流れで読んでください。

【締め】これからのインスタグラマーPRはどうなる?

インスタグラマーはほんの一部の人だけになります。
それ以外は残ったとしても激安になります。

会社やめてフリーランスになったのに、既に案件がなくてまた会社員に戻ったという方もたくさんみられます。
※そしてコロナ影響で一気に衰退

今からインスタグラマーを目指すのはマジで辞めた方がいいです。
ていうか目指すな。

 

ただwebマーケティングとしてはまだまだ効果が出るので、広告代理店としてはしっかり分析してPR施策を考え活用して行くべきです。

さて、いかがでしたか?
事実をさらけ出すことと、あまり表に出てない内容を思いつく限り公開しました。

【追記】インスタPRの2021年現在状況は?

この記事を公開したのが2020年なので約1年前です。
1年経ってどう変わったでしょうか?

インスタグラマーに対するPR案件は相変わらず今でもあります。
『インスタグラマーに依頼すれば売れる』という間違った認識をしている人もほとんど居ないように感じます。

私の予想した通り、多くのインスタグラマーは続けてはいるものの、それだけで生活ができるほどのバブルは終わりました。

そして気になる費用面ですが、大きく下がったと言えます。
彼女たちのギャラも大きく下がりました。

例)フォロワー数5万人のインスタグラマーの場合
1万〜3万円の費用と考えていいでしょう。

ただインスタグラマーから人気が出て、タレント化した人やバリューが上がった人もいるので
そういった人たちの場合はタレント同様の扱いと考えてOKです。
つまり人によって、案件(紹介する内容や商品、ブランド)で全然費用が変わります。

皆さんの参考になれば。


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